お酒のblog

バーテンダーとして、プロのテイスターとして、時には、一人の飲み手として、、、
その他、【食・素材】なども時々綴ります。
SSI専属テイスター、酒匠、スピリッツアドバイザー、FBO公認講師、日本酒学講師、international Kikizakeshi

I'm pro taster & Japanese Sake sommelier, bartender. cheers!

カテゴリ: Shotyu(焼酎)

毎日、毎日このようなことをする必要があるのかどうかは別としまして、
今日は、日本酒を13種。焼酎を12種テイスティング。

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全て吐き出しますので、チェイサーとは言えないでしょうが、
特に焼酎を続けてやりますと、口の中がおかしくなってくるため、
それをフラットに戻すためには、お水は

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画像のうちの一つをご紹介。
黒麹仕立て 桜島
本坊酒造 知覧蒸留所にて造られている芋焼酎ですが、黒麹で仕込まれているため、
同シリーズの中では、香ばしい、コクがあるタイプです。

黒麹仕立て 桜島 900ml

価格:924円
(2016/3/9 00:37時点)
感想(0件)




イモ焼酎で麹違いという意味合いで、それとは正反対にやさしい
フルーティといってもいい香味の「さくらじま」。
「イモ焼酎=臭い」と思われている方に、ぜひともお勧めです。

【 「さくらじま」 おすすめポイント】
・本当にフルーティ
・芋の香味も楽しめる。
・その上、お安い。
・パックタイプも出ています。

絶対ではないですが、ほとんどにおいて、また、希少性などを除き、
特に”樽熟された蒸留酒”では値段や年数に比例して美味しくなる傾向あります。
あると思いますと言えば、当たり障りがないでしょうが、
バランタイン17年 バランタイン30年 は、
やっぱりバランタイン ファイネスト(スタンダード) より格段に美味しいのです。
※これまで経験してきた数千種類の中では、マッカラン25年 マッカラン30年 について、
その法則が逆転したことは鮮明に覚えています。

マッカラン25年 マッカラン30年だけではないですが、
この数年、長期熟成モルトが異常な値上がりを続けています。
もちろん、高くて当然の歳月と美味しさではありますが、
それにしても高い!

もともと、¥3000以下で流通の某プレミアム焼酎と同じで、
需要と供給だと言いたいのですが、それにしても特定のウイスキーは高くなりすぎています。
その実態は、香港や中国系の投資家が関わっていることは間違いなさそうですが、、、

話を戻しますと、通常色づいていない焼酎には【値段に比例して美味しくなる】との考えは
当てはまらないように思います。
そういえば、ウォッカや、テキーラやラムのブランコもそうですが、、、
樽熟されたものと、そうでないものの違いが大きいですね。




話がウイスキーに行きかけましたが、最後は、いつもこうなります。
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Be reapeated practic, tasting and training is very important.

こんなこともやっています。

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テイスティングサンプルの一例。
ご興味のある方は以下で詳細をご覧ください。

久米島の久米仙 3合瓶 30度/600ml 【沖縄】【泡盛】【焼酎】

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[長崎県 山の守酒造場] 山の守 麦焼酎 900ml×1本

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よかいち 吟仕込 米焼酎 25度 720ml 宝酒造(株)

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【黒糖焼酎】 ざわわ 25度/900ml

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【乙類】 【米焼酎】 白岳 しろ 【25°】 720ml瓶

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感想(3件)


テイスティングだけではなく、記述もたまには行います。
このようなときには、恒例の寸止め。
全て吐き出しますので、お酒が、、、、大量に流れていきいます。
色々な意味で心が痛みますが、その分真剣になれるのかもしれません。

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長時間、焼酎のテイスティングを行った後に、日本酒を試みましたが、
その場合、コンディションを整えるためにもお水が必要です。

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蒸留酒という観点からは見ると、焼酎はとても特徴のある立ち位置です。
短期熟成で透明なものが多い中では、世界的に見ても、バリエーションが豊富です。
それと、一定以上色づけしてないけないところは、テキーラやラムなどとは異なりますし、
それたとの比較では、原料が一律でなくてもいいところも大きく異なります。

ウイスキーのようでウイスキーでない麦焼酎。
ウォッカのようでウォッカでない連続式焼酎。
ラムのようでラムでない奄美の焼酎。
タイ米が原料で国産の泡盛。

細かな規定は長くなるので書きませんが、あらゆる面で不思議な立ち位置で
あることは間違いありません。











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加賀鳶(純米吟醸) は先日のコメント通り香るお酒です。

もちろん、どのようなお酒であっても、飲み手側のコンディションによって
感じ方も変化しますが、酸味を感じたものが苦く感じたり、
甘口が極端な辛口に感じるなど、体調不良でない限り大幅な違いは通常ありません。
が、微妙な違いは、気温やその液体の温度などでもあるものです。

また、
Aというお酒をBと比較したときと、
Aというお酒をCと比較したときとでは、Aの印象が大きく異なることがあります。

今日は、このようなことをしていました。

▼焼酎
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▼日本酒
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今日飲んだ中では、加賀鳶(純米吟醸)が、頭一つ抜き出て
美味しいお酒でした。

加賀鳶 純米吟醸 1800ml

価格:3,218円
(2016/2/20 23:35時点)


越野酒店公式サイト

本当にテイスティングをしていましたので、
喉で寸止め。
まさに生き地獄のような時間です。。。






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