フレンチやイタリアンでの日本酒のポジションを考えながらの贅沢なひと時、、、

ブルゴーニュワインで有名なシャブリですが、この度は上位規格の【プルミエ クリュ】のさらに上位クラスである【グラン クリュ】の中の【レ クロ】です。
【プルミエ クリュ】の【フルショーム】と【ヴァイヨン】なども楽しみましたが、比較は【レ クロ】と【ムルソー】です。
ワインにお詳しい方からは、シャブリはグラン クリュなら、ムルソーにとって対等ではないという声が聞こえてきそうですが、現場にあったものの中で特に美味しい、もしくは深みがより多いと感じたものとの比較です。
(参考:価格は全て4桁クラス。)

レクロだけを楽しみますと、他のシャブリと比べ、深みがあり、特徴的なその酸味にも柔らかさがありますが、日本酒の酸味とは全く異なったワイン独自のものです。
そしてムルソー。 こちらも芳醇な香りに始まり、豊かな味わい。
もし、このレクロ、ムルソー、そして今人気の高い薫酒タイプの日本酒をブラインドでテイスティングを行った場合、万に一つも間違く事はないほど違いを持っています。
これを大前提として大げさに言えば、レクロはまさに果実酒、葡萄酒です。
出来るだけ白ワインに近い薫酒タイプの日本酒でも、やはり米の酒でしょう。
そしてムルソーも果実酒ですが、かすかながら旨みと表現するべきか酸味が穏やかというべきか、どこか”果実酒に近い米の酒”の近くにおいてあげたい気持ちがよぎりました。
”米の酒を思い出させる果実酒”とでもいいましょうか?

※この度のコメントは、ベーシックなテイスティングに対しては参考にならない抽象的でやや強引な内容と理解しております。
が、「ワインを飲みながら日本酒が頭をよぎることもある。」と言いたかった、、、m(_ _)m

ほかにも、4桁クラスのボルドー、シャンパーニュも10種ほど頂き贅沢なひと時で、
楽しみすぎて残念ながら写真はありません。