お酒のblog

バーテンダーとして、プロのテイスターとして、時には、一人の飲み手として、、、
その他、【食・素材】なども時々綴ります。
SSI専属テイスター、酒匠、スピリッツアドバイザー、FBO公認講師、日本酒学講師、international Kikizakeshi

I'm pro taster & Japanese Sake sommelier, bartender. cheers!

2016年03月


贅沢な、酔っぱらいのためのひと時を飾るに相応しい、第一弾。

秋鹿  純米吟醸 生 限定酒】
スペックは、画像にて。
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もともと、秋鹿 の酸味が心地よく、好みのお酒の一つでしたが、
このたび、友人より、今年の限定酒入手の知らせを聞き、
ありがたく頂きました。

楽しむためのお供と言えば、普通はお酒に合わす【あて?おつまみ?酒の肴?】ですが、
その一つ前の段階では、その酒器でやるのか?も大切です。
※実際には、この後で紹介する、前菜~豪華な食事、cava、デザートなど、延々と
楽しみが続きましたが、、、

秋鹿 のパートナーになる酒器はリーゼル
テクスチャも器によって変わるため、期待は高まります。
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個人的には、この味のないタイプのリーゼルは、和酒のコーディネートには
香味以外の要素としても合うような気がします。
もちろん足つきのワイングラスもこれから和酒を楽しむには必須ではあり、
リーデルにもいろいろなタイプ があります。

もうそろそろ、このたびの【秋鹿 純米吟醸 生】に入る必要がありますが、
この秋鹿限定酒に、ご興味のある方はお早めに。↓ ↓ ↓

秋鹿(あきしか) 能勢厳寒仕込み手造り限定5千本 純米吟醸生酒 1.8L 春出し 2016【27BY】【能勢】【大阪府】

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以下の無濾過生原酒など、その他色々なものが購入できます。

秋鹿 純米吟醸 無濾過生原酒 1800ml

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感想(1件)


吟醸香よく、生ならではの香味、それに搾りたてのタイミングが合わさった
この秋鹿は、季節を味わえるお酒でした。

そして、特徴としては、この季節にたくさんの蔵からも出ている生や搾りたての
お酒の中でいくつかの銘柄にもある、ある種共通した香りがありました。

それは、春を思わすかすかな木香と言いますか、杉やヒノキ、若竹のようでもり、
このような香りのないものと比べるとやシャープに感じる要素のものです。

そして、食との相性を楽しむために、前菜から始まりました。
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また、その独特なその香りとの違いや味わいの違いを知る必要があるため、
いくつもの銘酒が続々と続き、手作りシュウマイ、鴨なべ、食後のデザート?にCAVA
など、深夜まで楽しいひと時でした。

このお酒を飲まれるときには、ぜひともその特徴的な香りを楽しんでほしいものです。
※他の秋鹿ではなく、秋鹿(あきしか) 能勢厳寒仕込み手造り限定5千本 純米吟醸生酒にある
香りですので、お間違えなく。。。









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特級 サントリー ピュアモルト8年
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まず、この【特級】表示のお酒(このたびは日本酒のことではありません。)は、
もちろん既に法律改正がなされた後ですので、製造(表記)がされなくなってから
もう随分と立ちますが、根強いファンや、希少価値、実際に美味しいなど、
様々な魅力が【特級】表示にはあります。


そこで、気を付けなければいけないのが、数十年前の瓶詰めされたお酒(樽熟成年数ではない)
のため、品質が維持できているのか、傷んでいるのかが一番のキーポイントです。
(※もちろん、飲用目的ではなく、インテリアとしてのコレクションなら、問題はありません。)

と言いますのも、私が保有しているコレクションの中には、味わい的に到底飲めない状態になった
お酒(アルコール全般)がいくつか実際にあるため、飲用に耐えうるものなのかは、
その価値を左右するものだと思います。
(ウイスキーで到底飲めない状態になるものもなかなかなく、経験することも貴重で珍しいものです。)

そして、この特級 サントリー ピュアモルト8年はと言いますと、
今もなお、とてもおいしい状態です。
香味、ボトルともに、希少価値もあります。
ほとんど人々がさほど興味や価値を見出さななくて当然でしょうが、
私には、とても付加価値を感じる1本です。

山崎12年 もすでにプレミアがついていますし、世界的に見ても
美味しいお酒の一つであり、注目もされ人気もあるウイスキーです。

サントリー 山崎 12年 箱なし 700ml【ウイスキー】

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山崎(ノンエイジ) であっても、美味しいウイスキーの一つでしょう。

ショップ オブ ザ イヤー 受賞記念感謝価格! お一人様12本限り サントリーシングルモルトウイスキー 山崎 NV 43度 700ml

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感想(25件)



ただ、このサントリー ピュアモルト8年は、それらよりも
香りが高く甘やかです。
他の8年物と比べても、圧倒的に香味豊かです。

山崎12年 も希少ですが、まだまだストックがあります。
そして、ピュアモルト8年は、残念ながらこれだけです。

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昔ながらの製法で作った、昔ながらの酒ということで、興味を持って買った1本。
ですが、分け合ってボトル写真、銘柄掲載はNGにします。

以下(左)がそのお酒です。
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とても、色付いています。(新酒でクール便、保存状態も問題なし。)
また、香りが何とも厳しい。
デリケートな酸味ではなく、受け付けにくい酸味。
味わいも繊細、まろやか、濃醇など、どれも当てはまりません。
が、、、書かれてある説明に一切の間違いはないほど、説明通りの香味のお酒です。(*_*;
こんなものがあるのかな?と思ってみたり、これも嗜好品と割り切るべきなのか?

このたび勉強になったことは、おそらく昔は、技術、衛星、環境など、
それもが、厳しい中で一生懸命お酒を造っていたのだとあらためて感じることが出来ました。

それと、現代の日本酒のクリアであり、バランスよく、香味ともに素晴らしいものがたくさんあることが、
当たり前ではないとも思いましたが、9合5尺程度残ったこのお酒はそうすればいいのか思案中です。



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I.W.ハーパー

バーボンを飲んだことのあるかある方は、おそらく誰でも知っていると
思われる、超が付くほど有名な銘柄です。
そのI.W.ハーパー の中でも、このゴールドメダルはスタンダードです。

IWハーパー ゴールドメダル 40度 正規 700ml あす楽

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そして、以下のオールドチャーター は、レアものという意味ではないですが、
”その陰”で飲まれている、あまり知られていないバーボンです。

オールド チャーター8年 700ml_あす楽

価格:1,382円
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感想(1件)



この二つの共通点は、同じ場所で作られた、兄弟なのです。
(姉妹品と言えば、一言で片付いてしまいますが、、、)

今から20年ほど前に、バーボン好きの知人にオールドチャーターを進めてからは、
とても気に入られ、一緒に飲むたびに、このオールドチャーターI.W.ハーパー
よく飲み比べたり、少し気取って、ハーパーではなくチャーターを飲んでいましたが、
当時は、バーに行きましても、20件中1件あればいい方で、
オールドチャーター そのものを名称も知る人が少なかったもので、
チャーターと声にするだけで、何か楽しいものでした。
今でも、買いやすい値段で、費用対効果を考えると、コスパのいいバーボンです。

よくある話ですが、一つだけ欲を言えば、背の低いオールドボトルがあれば、
私にとっては思い出とともに飲めるバーボンです。

※ちなみに、日本で有名なI.W.ハーパーワイルドターキー を比べますと、
数十各国へ渡航した経験から知る限り、日本以外では、
圧倒的に、ワイルドターキー の方が取り扱うお店が多いように思います。

ワイルドターキー 8年 1000ml 50.5度 正規 ワイルドターキー 1000ml ワイルドターキー バーボン ウィスキー kawahc

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感想(180件)






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ウッドフォード リザーヴ

簡単に言えば、プレミアム バーボン。

L&G ウッドフォード リザーブ 700ml

価格:3,866円
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少し詳しく言えば、、、
オールド オスカー ペッパー蒸留所 ⇒ ラブロー グラハム蒸留所と名前が変わり、
現在もバーボンでは珍しく、かたくなに単式蒸留機を使用し、
品質を守るため、生産量も限定されてスモールバッチとして展開。
そして、酒好きか、競馬好きか、どちらを重要視するのかは別としまして、
ケンタッキーダービーのオフィシャルバーボンでもあります。
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そういった流れから、どういったこだわりかは、これも別としまして、
少しこだわりのある?バーではミントジュレプのベースとして、
このウッドフォード リザーヴ が使用されることもあります。


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もちろん、私が20才だった20数年前から、日本でも飲むことが出来たものですので、
個人的には珍しいものではないのですが、それでも、誰でも知っているといった銘柄では
ありませんし、そのバーに行っても見かける、どの酒屋に行っても買えるといったものでもありません。

ウッドフォード リザーヴ の香味は、
香り豊かで、ややこ濃厚。
トワイスアップにすると、甘味がとても分かりやすくなりますが、
チャー(樽の内側を焦がすこと。)により、甘やかな熟成香や、
香ばしいバーボン独特の苦み渋みも、やや強く感じ取れます。

バーボンは、新樽にチャーをかけることが法律で義務づけられていますが、
ウッドフォード リザーヴ では、チャーの前に、トーストを行うことも特徴のようですが、
私自身このトーストを行った樽とチャーのみのものの特徴の違いは勉強する機会がないため
正確にはわかりませんが、このウッドフォード リザーヴ は、あらゆる面でひと手間を惜しまず
く造られる贅沢なバーボンであることは間違いありません。
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トーストを行った樽とチャーのみの違いを正確に経験ができないため、
(もちろんこのなる銘柄では可能ですが、そもそもそれ以外の要素や条件が違いすぎるため比較対象になりません。)
その代わりと言っては、無理がありますが、
ウッドフォード リザーヴ
・木樽熟成のむ麦焼酎
・モルト
・ブレンデッド
そして、長期禁酒期間(2日間)からの解禁のため、なぜか純米無濾過生の日本酒も参戦してのテイスティング。










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