●司牡丹 かまわぬ 生酛 純米
2015 brewery year (27BY)
"seimaibuai 65%" that mean the rice was had 35% of the outer shaved away.
It is slighty colored.
The aroma is glossy and clear, and creamy also.
The taste is very clean and good balanced umami and sourness from rice and lactic acid bacteria.
Therefore this sake was made method of KIMOTO-ZUKURI, by lacric acid bacteria,but not lactic acid.
It is tasteful, but never heavy.
Somebody may feel fragrant, but others may feel tasty.
I recommend how to drink both cold and hot.
The next time to introduce is "YAMAHAI" of same brand.
このお酒は、クリアな印象とした香りの中に生酛特有の乳製品様で、クリーミーな香りがあります。
決して重たく、どしっとした印象ではないので、艶やかであるとも感じました。
味わいも、旨味と酸味のバランスが良く、速醸のような軽快なものではなく、また独り歩きしている”生酛=重たい”というものではありません。
旨味があり、香りながら、きれいな印象を受けます。
多くの蔵で懸命に研究されつつ、お酒造りの原点的な手間暇を惜しまない造りがもう一度行われだした今、このお酒だけではなく、本来の生酛の姿が楽しめるありがたい時代なのだと思います。
燗でもバランスよく楽しめる1本です。
通常は次回紹介予定の同じ「かまわぬ」の山廃です。